生活習慣病は男性と女性で異なる?

典型的な生活習慣病の罹患者は男性が多数ですが、もちろん女性にも多くいます。そして体の作りの違いから、発症の割合は男性と若干異なる様相を見せます。

 

まず、女性は男性に比べて皮下脂肪が極めて多いです。これは生活習慣の違いによるものではなく生まれつきの性差によるものです。

 

その分内臓脂肪が少ないため、脂肪肝などの内臓脂肪にまつわる生活習慣病は少ないですが、その他の脂質異常症は決して少なくありません。体組成における脂質の割合は男性よりも多いので、脂質異常症の予防には男性よりも気を使わなければなりません。

 

次に男性と比べ大きく違う点に、ホルモンバランスの大きな変動があります。女性は平常時であっても毎月の生理のためにホルモンバランスが変動しています。

 

このホルモンバランスの変動により引き起こされる生活習慣病も少なくなく、コレステロールのHDLとLDLのバランスや脂質代謝異常、血糖値の異常などが発生する可能性があり、これによって糖尿病やコレステロール血症、高脂血症を発症することもあります。

 

これらを防ぐためには、できるだけ正常なホルモンバランスを維持することが重要で、日常的にホルモンバランスの変動が起こる女性は常に自分の体調をチェックしたりモニタリングしたり、あるいはかかりつけの医者を作って定期的に見てもらうなどの対策が欠かせません。

 

後は出産にまつわるトラブルにも気を付ける必要があります。骨粗しょう症はその典型で、カルシウムの摂取量に気を遣う必要があります。